セワ・ケンドラのピクニックデー
2017.01.18.10:05
冬でも亜熱帯のポカラはそんなに寒くない。
今日は、セワの遠足だ。
ほら、川遊びができるくらいの気候。
お、サーガルではないか!!
みんな裸足で川に入っている。
冷たくないのかな。
ピチャピチャピチャ、 気持ちいいね。
陽ざしの中でお弁当タイム。
スラジも大きくなった・・・
みんなの食料や飲みものなど
重いものは体格の良い男の子が運ぶ。
がたがた道も、みんなで歩けば楽しい。
***********ちょっとひとこと
セワの遠足は、だいたい月に一回。
歩いて近所の山や川に行くこともあれば、
乗り合いバスでちょっと遠くに行くこともある。
一番うれしいのは
チャーターしたバスでドライブしながらどこかへ行くこと。
でも、
とても高くつくので、ゲストがきてバスのチャーター代を出してくれた時だけ。
その意味で
スッカやタラさんの訪問は歓迎されている(笑)
マヒがあったり、体が不自由な人には、スタッフが付き添い支える。
いえ、通所者同士で支えあうことも。
そんなセワの人たちのかばいあい、いたわりあう様子をみるのは
スッカの大きな楽しみ。
どうしてここにはこんなに心優しい人たちが集うのだろう?
ネパールにあって、セワ・ケンドラのような施設に知的障害を持つ我が子を
預けるというのは「我が子を大事に思っている証し」ともいえる。
多くの知的障害者は家庭にも社会にも居場所を与えられず
「飼い殺し」のようにほおっておかれていることが多いという。
そんな中にあって、セワに送り込んでもらえた子たちは幸せ。
家庭でもセワでも、愛情を受けている。
そんな子たちは
ほんとに優しい。
スッカはセワで過ごしていていつも思う。
「愛されて育ち、愛されて生活している子たちは心優しい」 と。
それは障害があろうとなかろうと関係ない。
セワの子たちは、ほんとに 「家族に、セワのスタッフに、そして神に、愛された子たち」