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ネパールの地震⑯ 知的障害者のいる家へ

2015.06.30.08:54

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6月22日、
セワ・ケンドラのラム・ナラヤン(ダミアン)さんは
地震の大きな被災地Dhadingに行った。

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ここを中心としてちらばる
「知的障害者を持つ家庭」に
トタンを配るためだ。

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最初、私たちアカナ会もラム・ナラヤン(ダミアン)さんも
今回の地震の支援に関しては、
特に「知的障害をもっているから」との理由で
支援することは考えていなかった。

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震源地に近い村単位で
支援活動をおこなってきて、
そのようすをこのブログや彼のフェイスブックでアップしてきた。

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それを見たネパールの「知的障害児を持つ親の会」の人たちから
それなら、うちにも支援してほしいとの要請があったのだそうだ。

「知的障害児をもつ親の会」は
ノルウェイの大きなNGOが世界的に活動を展開していて
ネパールのも そのひとつ。

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ラム・ナラヤン(ダミアン)さんから、
ここへの支援を考えているがどうだろうか? と相談があったとき
スッカは
「え? ノルウェイからは支援がないの? 
ノルウェイの親団体がすべきことじゃないの?」 ときいた。

ノルウェイのNGO本部は、本来の仕事、
「知的障害児をもつ親たちが政府に働きかけてさまざまな援助を
獲得することを支援する」 のためにあり、
地震災害への支援はないのだそうだ。

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ラム・ナラヤン(ダミアン)さん自身も
セワ・ケンドラのディレクターというだけでなく
知的障害を持つエレナの親である。

そして「知的障害児をもつ親の会ネパール」の委員会の重要メンバーでもある。

そりゃ、断れないわなぁ・・・・・・

実際、知的障害児をもつ家庭の被災者でもあるのだし・・・・・・・

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    (左はしがラム・ナラヤン(ダミアン)さん)


それで、全部にはとても無理だけど
Dhading近辺の50軒の被災者宅に
トタンを16枚ずつ配った。

彼も、全部は50軒全部は無理としても
近くの何軒かは実際にみてきたそうだ。

私たちアカナ会にとって、
セワ・ケンドラとそこに集う人たちは「大切な友」である。

その「友」の祖国が未曾有の大災害の時
なにかできることはないだろうか、と思ったのが今回の支援のはじまり。

小さな会だからこそ
小回りがきいて決断も早く、行動も素早い。

セワ・ケンドラとして
このような支援活動ができたのも
日本の心ある方々のご寄付のおかげ。

あらためて、感謝!!!!

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ネパールの地震⑮  支援て? 

2015.06.11.10:00

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Dolakha の村で。

ネパール政府は、いま
被災した人たちの申請を受け付け、IDカードを配布して
リストを作っているところだそうだ。

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政府が支援に動き出すのは
まだまだ先。
 
雨季にまにあわないどころか、
意地悪なスッカなど、来年になったってまだかも?
なんて思ってしまっている。(本気)

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はい、これがネパールの山の村の 「仮設住宅」


どこでも、行政の行動は遅いもんだ。
だから、民間の出番がある。

私たちアカナ会は
一回目の大地震の直後に「なにができるか」を話し合い、
五日後には
アカナ会のサポーターのみなさまに
支援要請のお便りを出していた。

セワ・ケンドラは被災しなかったが、
長年かかわったネパールのこの大災害を
知らん顔してやり過ごすことはできない。
ポカラのラム・ナラヤン(ダミアン)さんだけでなく、
カトマンズにも協力者を得られた。

これで拠点は二カ所。  動きは二倍になる。

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出足は早かった。
大急ぎで、そのための振込口座も作った。
思った以上にご寄附が届く。

それを集まるそばから、Westan Union を通じて送金した。

その後、
「地震の支援のための外国からの送金はネパール政府が管理する」という
話がでたようだった。

私は知らん顔して「個人」に送り続け、
送るそばから、支援物資を買って
配布してもらった。

やっちゃったもん勝ち!!
小さいお金は、早く使ってこそ生きるのだ!!!
彼らは 「今」 困っているのだから。

道路を作ったり、校舎を建てなおしたりする
大きなお金の必要なことは政府がやればいい。

私たちがやるのは 「ちいさなこと」
            「すぐできること」

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     (仮設トイレ)

ラム・ナラヤン(ダミアン)さんにきくと、
セワ・ケンドラにボランティアに来たことがある
他の多くの国の人たちからは
支援の申し出はなかったという。

日本からだけ、と。

スッカはこれまた根性悪なので

「ほぉら、日本人てほんとにやさしいでしょう?
 見も知らぬ人からだって、ご寄附がきたのよ。
 ほんとにみんな、余っているお金じゃないのに
 ご寄附くださったの。
 日本人て、すごいでしょう?」と

思いきり自慢した。

本気だった。
私は振り込まれてくる支援金をみながら
なんども泣いた。

我が同胞たちのやさしさに泣いた。

絶対、むだなく、すぐに、役立てねば!

助けてくれない政府を持つ
気の毒な国の被災者のために
少しでも役にたたねば・・・・・・

アカナ会の口座に振り込んでくださった多くの方々のためには
祈りながら、泣いた。 ありがたくて・・・・・

日本のみんなの思いが
きちんとあちらに届いていますように。

  *産経新聞によると
   野口健さんはインドのテントの会社に
   登山用の丈夫なテントを大量発注し、
   雨季に間に合うようネパールに送ろうとしたが
   ネパール政府の手続き上の遅れで
   ストップしたままだとか・・・・・・

   彼も、雨季までになんとか・・と考えたのですね。
   規模は全く違うけど
   私たちは地元の人による地元での購入だから
   すばやく動けたのだとあらためて痛感した。


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ネパールの地震⑭ やっぱりトタン板が必要

2015.06.09.23:11

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6月5日、ラム・ナラヤン(ダミアン)さんは
ふたたび二回目の大地震の震源地、Dolakhaの村に行った。

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今度は、彼と近所の人と、それからここの村の出身で
ポカラで暮らしている人の三人で。

44軒の家にトタン板をくばったそうだ。

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雨季が近づいて、
日本にいる私たちも
少しでも多く、お金のある限り
トタン板を配りたいと、焦っていた。

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トタン板は、
できるだけ被災地に近い村や町の商店で
購入することにしているという。
(もちろん予約しておいて)

物を買うことも、支援の一つなのだ。

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半壊とはいっても、住めるものではない。

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村の人から
感謝のレイ?をかけてもらい、ティカ(ひたいの赤いしるし)を
付けてもらう。

ヒンドゥー教のしきたり。

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セワ・ケンドラーポカラ からの支援であることが明記されている。

スッカは根性が悪いので
ラム・ナラヤン(ダミアン)さんに
「このためのお金は日本の人たちから来ていることを
 ちゃんと伝えてね」 と念を押した。

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もちろん、
日本からの支援で
これがなされていることを言っているという。

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村での援助は難問山積らしい。

よほどうまく事前準備と根回しをしておかないと
取りあいのケンカになったり
ほかの団体とかぶってしまったりする。

車の通る道路沿いの村は
援助を受けやすい。
なんども支援してもらっているところもあったとか。

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「村でも街でも、こういったことをするのは簡単なことではないです。
 難しいことがたくさんあります」

あまり愚痴を言わないラム・ナラヤン(ダミアン)さんが
ちょっとこぼした。
きっと、いやなこともあったのだろうな。
ごめんね、
たいへんな役目をお願いしちゃって。

あとしばらく、がんばりましょう!
スッカも日本でがんばるから!!!

お礼状と領収書書きと報告を・・・・・

心優しい日本のドナーのみなさまに感謝を込めて・・・・

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フリーマーケット in 鷺沼教会

2015.06.08.22:52

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   (アカナ会のブースにて)

6月7日(日曜日) 
ことしも鷺沼教会のフリーマーケットに出店。

なんと姫路から 大天使ミヤもきた!!

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大天使ミヤは、
スッカの家に泊まって、前日は遅くまで出品する
ケーキのラッピング作業。


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5日(金曜日)には
タラさん(Inoueさん)のお宅に
スッカもおじゃまして
出品するものの整理と値段付け。

今回も、タラさんのおかげで鷺沼教会に
場を提供していただけた。

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タラさんの教会仲間の方が
売り子をやってくださり、ネックレスやケーキを
どんどんさばいていただけた。

今回で二回目、
こうやって、少しずつ鷺沼教会の方々に
セワ・ケンドラとアカナ会を知っていただけるといいな。

今回の地震でも、鷺沼教会での募金は
アカナ会に預けていただけた。

タラさんを通じてつながったアカナ会とセワ・ケンドラと鷺沼教会、
今回は大天使ミヤも主任司祭さまやお世話になった方々に
あいさつできた。

このご縁、ずっと続くといいな。

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ネパールの地震⑬ 若者たちはバクタプールの村へ

2015.06.07.19:14

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6月3日、
セワ・ケンドラーポカラとして支援活動をしてくれているFact-nepalの若者たちは
SERN-Nepal というNGO との共同企画で
カトマンズ近郊の Bhaktapur にある 「Tathai」村へ行った。

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この村の48戸のうち、
セワ・ケンドラが20戸、SERNが28戸を受け持って物資を提供する。

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やっぱり、今 一番必要なのは トタン板だ。

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 家の修復、屋根の修復、とにかくテントの次はトタン板。

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一軒分ずつ、分けて立てかけられる。

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雨がふる前に・・・・・・
なんとか直したいとみな必死。

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集まった村人たち。

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毛布をもらって、にっこり。

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ネパールの若者たちが
自分たちでチームを作って、どんどん動いていてくれる。

この若者たちが
今回の大地震に負けることなく、支援活動をすることで
協力し合うことを学び、力をつけ、
ネパールの未来を担う存在になってほしい。

地震の支援が、そのような教育の場になったとしたら
とてもうれしい。

雨季まであと少し・・・ がんばれ!

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ありがとう! Becky!! さようなら、Becky!

2015.06.05.13:00

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二か月間、セワ・ケンドラにボランティアに来てくれていた
Becky Thornten さん、今日でお別れの日。
イギリスの知的障害児学校の先生。

地震の時も、彼女はネパールにいた。
きっとこわかっただろうな。

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サヌも、抱きついてお別れ。
ほんとに慕われていたのね。

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ジュリアナ先生から、お別れのときにかけるストールを・・・・・


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この日、
てんかんの発作のある子どもたちの親も集めて
Beckyさんにワークショップをしてもらった。

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セワ・ケンドラの子どもたちの中の対象者は
リム、サヌ、プラティバ、マニシャ、新入りのロヒト。

ありがとう! Becky!!
また来てね。
また遊んでね。
また教えてね。

あなたの存在はセワ・ケンドラのスタッフたちへの
良い刺激になったことでしょう!!


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入ったばかりのロヒト。  16歳。

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ミナ先生とロヒト。

まだまだこれからいろいろなことを身に付けていかねばならないけど、
セワ・ケンドラに来ていればだいじょうぶだろう。

先生だけでなく、みんなも教えてくれる。

Beckyさんとのお別れの日。
ロヒトのお母さんも、Beckyさんの話をきいて
きっと多くを学んだであろう。

セワ・ケンドラにめぐりあってよかったね!



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ネパールの地震⑫ ポカラ組もがんばってる!!

2015.06.03.16:00

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さぁ、ポカラのラム・ナラヤン(ダミアン)さんたちも
若者たちに負けてはいない。

若者たちに先立つこと数日、5月23日に
ポカラから最大の被災地Dolakha にある Chautara村ー 65軒の
救援に向かった。
車で12時間かかったという。

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テント        65枚
毛布         65枚
お米30k入り    65袋
調理用油      65リットル
塩          65kg
豆          130kg
ジャガイモ     130kg
衛生用品     100セット
下着        100枚

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今回は、セワ・ケンドラと、
ポカラの近所の方々のジョイント企画。
この村の出身の人が近所にいて、地震後の村を見てきて
援助を頼んできたのだという。

だから、近所の方々もいっしょに。
セワ・ケンドラからラム・ナラヤン(ダミアン)さん、
近所の人6人、
その村の出身の人が3人
このメンバーで行ったそうだ。

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みんな、どっさりもらって・・・

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おばちゃん、よかったね。

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お米も油も豆も塩も、必需品。

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農村らしいけど、お米の依頼があったってことは、
米の採れない地域だったのかな。


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夕方から夜まで、時間がかかったそうだ。

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「地震で被害を受けた人のための支援」
と書いた布。
下の三行はスポンサーとして

セワ・ケンドラーポカラ
お寺の名前
近所のネワール族の委員会の名前


この後、一行はどこかに泊まりたいと思ったが
村の家はみんな壊れている。
ホテルもクローズされていた。

警察官に尋ねても、そんな泊まれるようなところはないと・・・・・・・

それで、近くの村の普通の家のひとに
頼んで泊めてもらい、食事も作ってもらったそうだ。

その家の人は外に寝て、ラム・ナラヤン(ダミアン)さん一行は
家の中に泊まったという。

どうも、家の人は見知らぬ人がこわかったらしいと・・・・。

それにしても、すごいな。
知らない人を10人も泊めるなんて。

この村へは、もう一回、トタン板を運びたいと、
ラム・ナラヤン(ダミアン)さんは言う。

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ネパールの地震⑪ 救援隊は若い力で!!

2015.06.02.22:50

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地震から一か月以上たち、日本での救援ムードも一段落・・・ というか、忘れられかけてるけど、
私たちのアカナ会には、いまだにまだ、支援金が届く。

すぐに現地に送って、被災者のために使っている。

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カトマンズを拠点として、私たちの「セワ・ケンドラーーポカラ」として
支援に尽力してくれるあらたなグループが見つかった。

「Facts Nepal」 というNGO の若者たち。
窓口は、いままで やってくださっていたモティ・ギミレさんのお嬢さんのアヌさん。
大学院生だ。

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自国の大災害のために、自分たちも何かをしよう、という若者たちに
資金を提供することで、日本の人々からの支援金も生き、
彼らも生きがいにも学びにもなる。

もちろん、無償ボランティア。
もちろん、金銭の報告も厳密に。  これは変わらない。

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5月28日、若者たちは車にトタン板や米、油、塩などを積んで
カトマンズ盆地から少し離れた Jhakriban村に行った。

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うれしいね、元気盛りの若者のボランティアって、すばらしい。

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重いお米だってへっちゃら。

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セワ・ケンドラからのサポートだって、ちゃんと幕を張っていてくれる。

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よいしょ!

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どっこいしょ!

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やれこらさ!

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村人に油や塩を・・・ お米を・・・

次に彼ら若者たちは、バクタプール近郊での支援を予定しているようだ。

日本からのお金の大切さを
よーく理解して、自国の被災者のために尽くす若者たち。

これからもがんばってね!!





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プロフィール

スッカ

Author:スッカ
セワ・ケンドラの日々ーみんな、生まれてきてよかったね!
のブログへようこそ!!!
ネパールはポカラにある知的障害者通所施設、セワ・ケンドラを作り、運営してきて10年、日本の事務局をやっているスッカ(ネパール語でしあわせ)です。
代表は「大天使ミヤ」
日本から経済面のサポートをしつつ、現地での交流を続けています。
次なる10年にむけて、Go!!!!!

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